劇場版サイコパス(2周目)
2周目行ってきました。
一度観て内容がある程度把握できているので、キャラの言動の含みが理解できました。
冒頭の語り(引用)は、馴染みのある人の声が重なっているそうなのですが、わたしにはよくわからなかったです。狡噛さんか槙島さん?
朱ちゃんの住まいは戸建てじゃなくて、ありゃ高級マンションっぽいですね。それでもひとりで暮らすには広すぎますが(苦笑)。クローゼットに入っている服が全部いつものスーツというのが味気ない(普段はホロを使ってるとはいえ…)。
飛行機のシーンで。生きてるお客さんを乗せるのは久しぶり、って言ってた時に「死んでるお客さんは運んでたのか」って1度目は思ったけど、2度目になると「ああ、普通に生きてないお客さん(シビュラ)を運んでたわけね」ってことに気づく(笑)。
朱ちゃんがタバコに火をつけるときは「狡噛さんと話がしたい」時なんだよな、ってことにも改めて気づいた(遅い)。
映画では、狡噛さんが変わってしまったのかもしれないって不安と迷いを抱いている時に火をつけてたけど。
朱ちゃんと狡噛さんの再会シーンは。
「お久しぶりです、狡噛さん」
「お久しぶりです、狡噛さん」
「お久しぶりです、慎也さん。……そう、自然の流れ(どさくさに紛れてとも言う)で名前を呼べばいいのよ朱」
って、公安局のトイレの鏡で事前に挨拶の練習してる朱ちゃんとか想像しました(笑)。で。
「…さっきから何やってるんですか、先輩」
と後輩ちゃんに気味悪がられたり…(笑)。
でも咄嗟に慎也さんって言えませんでした、みたいなオチ(ワライ)。
狡噛さんがいると、朱ちゃんは常に彼の後ろにいて、以前の立ち位置のまんまでやっぱ観てる方も安心するというか(笑)。相変わらず独りよがりな正義の狡噛さんに安心してる朱ちゃんみたいな(言うようになったな、って言ってる狡噛さんが微苦笑しててよかった。笑)。
狡噛さんにアジテーターの素質があるのかどうかわからんけども、シビュラの統治で生きてる日本人ではたしかに狡噛さんに影響される人ってのはいなかったのかも。現に降格されてからの彼はあの社会では(組織でも)鼻つまみ者の類いだったし。槙島さんこそがアジテーターだった。
シビュラのない、以前のままの人類で、かつ暴力が秩序となっている世界では狡噛さんは指導者(扇動者)になりうるのかもしれないですね。頭がキレて行動力もあるし、他人を動かすのも上手い。精神力や身体能力も高いから、ある種のカリスマになり得る。ただ朱ちゃんが言うように、狡噛さんは他人を支配したいと思わないからそうなってないだけで。
ただ、他人から影響されにくい朱ちゃんが狡噛さんには影響されているってところがポイント。ギノっちが何と言おうとも、頑固な朱ちゃんは狡噛さんへの『執着』(ギノっち曰く)はやめないだろうと。←ギノっちは結局のところ狡噛さんの能力を理解できなかったが、朱ちゃんは理解出来た。その差は大きいんだ。
朱ちゃんは、狡噛さんを逮捕して連れ戻して、どうしたいのか。その先が見えない。
だってシビュラからしたら、狡噛さんは抹消対象でしょう(槙島さん殺害したし)。朱ちゃんは狡噛さんの権利(なんて存在しないがあの世界じゃ)を守れないんじゃないか。目の届かないところで殺されるかもしれないって危惧は彼女の中にもあると思うんだ(だから今回も逃がしたって面がありそうだし)。狡噛さんの権利を守るためには、彼女がその分、シビュラとの密約をしなきゃならなくなる(ともすれば朱ちゃんを劣勢に立たせるような内容になるかもしれない)。それでもなお、朱ちゃんは狡噛さんを生かそうとするだろうから…泥沼になるわ。だったら手の届かないところにいてくれた方が、お互いのためではある…けどね(実際のところ、どうなんだろうね)。
あと、冷静に考えると。
日本だけが社会秩序を守っているってのがちょっと解せないんだけど(なんだ、そこはガラパゴス文化であのシステムを産み出した成果というわけか?)、どこにいってもあんな内紛状態にあるんなら、日本こそ他国の武力で潰されそうなんですが(汗)。だって他人の幸せや成功は光ってみえるから、妬ましく思うものでしょう?それこそ、協力して日本を潰してやれ、みたいなことになりそうじゃないか…。難民も押し寄せてくるし…。それすら跳ね返す強力なバリア型ドミネーターが日本の領海内にはりめぐらされてでもいるのか?笑
日本の価値基準と、忘れっぽい日本人だから成り立ってる社会制度って感じもするんだけど、シビュラを外国に普及させて、正常なサイコパスだけの人間に淘汰されたら、わたしたちの想像をこえた新しい世界が誕生することだろう。そのためにはものすごい人数が死ぬ(物理的にも精神的にも殺される)だろうし、人間の生としては健全ではないけど、それが『当たり前』になれば人間は順応するからな。
この物語の着地点には、まだ達してないなって改めて思った。
システムの真価が試される、で締めくくるから、次回があるならその真価を問う内容になってなきゃおかしい。恭順か、滅びか、新しい秩序の誕生か。どうなるか想像もつかないけど(なんたって大風呂敷。笑)、次回もしっかり狡噛さんを出してね、公式。って気持ちです(結局それかい!笑)。
一度観て内容がある程度把握できているので、キャラの言動の含みが理解できました。
冒頭の語り(引用)は、馴染みのある人の声が重なっているそうなのですが、わたしにはよくわからなかったです。狡噛さんか槙島さん?
朱ちゃんの住まいは戸建てじゃなくて、ありゃ高級マンションっぽいですね。それでもひとりで暮らすには広すぎますが(苦笑)。クローゼットに入っている服が全部いつものスーツというのが味気ない(普段はホロを使ってるとはいえ…)。
飛行機のシーンで。生きてるお客さんを乗せるのは久しぶり、って言ってた時に「死んでるお客さんは運んでたのか」って1度目は思ったけど、2度目になると「ああ、普通に生きてないお客さん(シビュラ)を運んでたわけね」ってことに気づく(笑)。
朱ちゃんがタバコに火をつけるときは「狡噛さんと話がしたい」時なんだよな、ってことにも改めて気づいた(遅い)。
映画では、狡噛さんが変わってしまったのかもしれないって不安と迷いを抱いている時に火をつけてたけど。
朱ちゃんと狡噛さんの再会シーンは。
「お久しぶりです、狡噛さん」
「お久しぶりです、狡噛さん」
「お久しぶりです、慎也さん。……そう、自然の流れ(どさくさに紛れてとも言う)で名前を呼べばいいのよ朱」
って、公安局のトイレの鏡で事前に挨拶の練習してる朱ちゃんとか想像しました(笑)。で。
「…さっきから何やってるんですか、先輩」
と後輩ちゃんに気味悪がられたり…(笑)。
でも咄嗟に慎也さんって言えませんでした、みたいなオチ(ワライ)。
狡噛さんがいると、朱ちゃんは常に彼の後ろにいて、以前の立ち位置のまんまでやっぱ観てる方も安心するというか(笑)。相変わらず独りよがりな正義の狡噛さんに安心してる朱ちゃんみたいな(言うようになったな、って言ってる狡噛さんが微苦笑しててよかった。笑)。
狡噛さんにアジテーターの素質があるのかどうかわからんけども、シビュラの統治で生きてる日本人ではたしかに狡噛さんに影響される人ってのはいなかったのかも。現に降格されてからの彼はあの社会では(組織でも)鼻つまみ者の類いだったし。槙島さんこそがアジテーターだった。
シビュラのない、以前のままの人類で、かつ暴力が秩序となっている世界では狡噛さんは指導者(扇動者)になりうるのかもしれないですね。頭がキレて行動力もあるし、他人を動かすのも上手い。精神力や身体能力も高いから、ある種のカリスマになり得る。ただ朱ちゃんが言うように、狡噛さんは他人を支配したいと思わないからそうなってないだけで。
ただ、他人から影響されにくい朱ちゃんが狡噛さんには影響されているってところがポイント。ギノっちが何と言おうとも、頑固な朱ちゃんは狡噛さんへの『執着』(ギノっち曰く)はやめないだろうと。←ギノっちは結局のところ狡噛さんの能力を理解できなかったが、朱ちゃんは理解出来た。その差は大きいんだ。
朱ちゃんは、狡噛さんを逮捕して連れ戻して、どうしたいのか。その先が見えない。
だってシビュラからしたら、狡噛さんは抹消対象でしょう(槙島さん殺害したし)。朱ちゃんは狡噛さんの権利(なんて存在しないがあの世界じゃ)を守れないんじゃないか。目の届かないところで殺されるかもしれないって危惧は彼女の中にもあると思うんだ(だから今回も逃がしたって面がありそうだし)。狡噛さんの権利を守るためには、彼女がその分、シビュラとの密約をしなきゃならなくなる(ともすれば朱ちゃんを劣勢に立たせるような内容になるかもしれない)。それでもなお、朱ちゃんは狡噛さんを生かそうとするだろうから…泥沼になるわ。だったら手の届かないところにいてくれた方が、お互いのためではある…けどね(実際のところ、どうなんだろうね)。
あと、冷静に考えると。
日本だけが社会秩序を守っているってのがちょっと解せないんだけど(なんだ、そこはガラパゴス文化であのシステムを産み出した成果というわけか?)、どこにいってもあんな内紛状態にあるんなら、日本こそ他国の武力で潰されそうなんですが(汗)。だって他人の幸せや成功は光ってみえるから、妬ましく思うものでしょう?それこそ、協力して日本を潰してやれ、みたいなことになりそうじゃないか…。難民も押し寄せてくるし…。それすら跳ね返す強力なバリア型ドミネーターが日本の領海内にはりめぐらされてでもいるのか?笑
日本の価値基準と、忘れっぽい日本人だから成り立ってる社会制度って感じもするんだけど、シビュラを外国に普及させて、正常なサイコパスだけの人間に淘汰されたら、わたしたちの想像をこえた新しい世界が誕生することだろう。そのためにはものすごい人数が死ぬ(物理的にも精神的にも殺される)だろうし、人間の生としては健全ではないけど、それが『当たり前』になれば人間は順応するからな。
この物語の着地点には、まだ達してないなって改めて思った。
システムの真価が試される、で締めくくるから、次回があるならその真価を問う内容になってなきゃおかしい。恭順か、滅びか、新しい秩序の誕生か。どうなるか想像もつかないけど(なんたって大風呂敷。笑)、次回もしっかり狡噛さんを出してね、公式。って気持ちです(結局それかい!笑)。
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